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秩父盆地と山中地溝帯で地質調査実習の巡検を行いました!
埼玉県小鹿野町周辺に分布する白亜系山中層群と秩父盆地に分布する新第三系を対象に、「地質調査実習」の巡検を行いました。山中地溝帯の白亜系は、岩相の変化に富み、地質構造も多様であることから、地質調査の基礎力を身につけるためには絶好の地質帯です。
地質学に特有な、3次元的な地質構造の理解と、その地史を含めた4次元的な視点を養うことを目指しています。

皆本沢林道沿いに露出する白亜系砂岩泥岩互層に発達した
背斜構造の軸部で解説する高木教授

山中地溝帯と秩父盆地の境界にあたる、白亜系と新第三系との
境界「犬木の不整合」を観察する太田教授と学生たち

赤平川沿いに露出する白亜系砂岩層の底面に発達した
グルーブキャスト。